京都の名酒「若冲」の蔵を久々に訪ねて思うこと!

先月6月半ばに、久々に京都府北部の与謝郡与謝野町にある谷口酒造様を訪問して参りました。当日は天候にも恵まれ、絶好の訪問日和となりました。

私自身の日本酒ビジネスの原点の一つでもある日本酒の「若冲」との出会いから、もう6年以上の歳月が流れたことになります。本当に月日の流れる速さを強く実感します。

最初に呑んだ時の衝撃は今でも決して忘れることができません。あのインパクトの強い存在感、そして惹きつけられる呑み口に魅せられたことを今でもよく覚えています。

この「若冲」純米大吟醸生原酒との出会いに関しては、銘柄の名前も去ることながら、日本酒のフィールドには収まり切れない新たな次元の日本酒であると強く確信し、こういうお酒を今後海外に強く発信していけたらいいなあ、と思ったものでした。勿論、その気持ちは今も変わりありません。

国内市場では、まだまだ微々たる規模ではありますが、これまで弊社ECサイトで継続して販売させて頂き、また弊社主宰の日本酒イベントでも何度となく紹介をさせて頂きましたが、未だ残念ながら海外市場には輸出できていないというのが実情です。コロナ来襲の余波をもろに受けた形にはなってしまいました。

今回の訪問は、日頃より、弊社の日本酒ビジネスのSNS発信においてサポート頂いているあるビジネスパートナーの方をお連れてしての訪問となりました。取材的な要素もあり、訪問時には若冲の原料米として使用する京都産酒造好適米の「祝(いわい)」の栽培場所に行って写真撮影をしたり、また蔵内で蔵元の谷口様と私が対話している場面の動画撮影を行ったりと、限られた時間内で精力的に動き回りました。

そして恒例の試飲タイムでは、今年度産の「若冲」をはじめ、谷口酒造様で醸されている何種類かのお酒を呑ませて頂きました。
とりわけ、今年の「若冲」純米大吟醸生原酒は、これまで以上に洗練された呑み口を強く感じると共に、強烈なインパクトは勿論のこと、少し甘めの味わいの中に、スッキリ感と独特のキレを感じました。まさに、江戸時代の異彩を放つ画家として名を馳せた伊藤若冲そのものであり、個性溢れるお酒に仕上がっており、一段とパワーアップしたお酒になっているのを見て、改めて惚れ込みました。

さて、余談ながら、蔵からの帰りは谷口様に車で京都まで送って頂き、その日の夜は、祇園にある割烹「阪川」で2人で会食の場を持ち、その際に、「若冲」純米大吟醸生原酒を持ち込んで、そのお店の大将に紹介させて頂きました。言うまでもないことですが、そこで提供された和料理との相性も抜群でした。

今後とも海外向けの商流発掘を諦めることなく、引き続き果敢に夢を追い求めて、挑み続けていきたいと考えております。

秘蔵の日本酒 高見酒店

店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)

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