鮮やかな紅葉の季節となり、寒さも冬の到来を感じさせるようになってまいりました。
ひやおろしはもうご堪能されましたでしょうか。残り少ない秋の楽しみを味わいつつ、年末の準備に慌ただしさも感じています。
12月に入るとすぐ、御歳暮の季節となりますが、御歳暮はだいたい12月上旬~12月20日ごろまでとされています。ぜひ御歳暮に日本酒をお贈りいただきたく、おすすめいたします。
令和7年の御歳暮におすすめの日本酒は、御歳暮リストをつくっております。お急ぎの方はこちらをまずはご覧ください。
https://hizouno-nihonshu.com/collections/oseibo
その中で、特におすすめなのは、京都丹後地方の江戸の奇想の画家の名を冠した秘蔵の日本酒、「若冲」と、現一万円札の顔である渋沢栄一の生まれ故郷、埼玉県深谷市の名酒「酔眺月」です。

「若冲」は、京都の酒造好適米「祝」を100%使用し、少し甘口でトロミを帯びた飲み口で、生酒特有のキレ味が口の中で徐々に生じ、最後は圧倒的な香味を口の中に残して洗い流していくという、日本酒の領域を超えた秀逸なお酒です。最初は冷やして、最後はぬる燗でもおいしくいただけます。過去にイタリアで受賞し、ゴルゴンゾーラチーズとの組み合わせもおすすめします。通販では当店でしかお買い求めできません。

「酔眺月」は、口当たりよく、満月のようにまるーい飲み口の優しいお酒です。フルーティで芳醇な旨味が広がり、甘口でありながら、キリッとした纏まりもあるのが特徴です。
地元の深谷ねぎや、正月料理ともよく合います。冬のはじめの透き通る大気を感じなながら、名月を眺め酔うひとときをご堪能いただけましたら幸いです。
